安全への取り組み
事故の軽減・定時性に向けた取り組み
4大災害の防止「4ゼロ」の制定
当社では、衝突・人身・油濁・貨物の4つの事故防止を掲げ、4大災害の防止(通称:4ゼロ)を恒久安全目標として制定しました。
この4つの目標に加え、前年度に一番多かった事故要因の防止活動を重視した「重点活動目標」を掲げ、注意喚起を目的とした事故事例展開などの活動を展開しています。
自社船員へのBRM講習の実施
自社船員へのBRM(Bridge Resouce Management)の2年ごとの実施により、避航操船や緊急時の訓練、法令遵守などを再確認しています。
また、外部機関による評価を行い、安全を最優先する運航者づくりを実施しています。
安全講習の実施
ドック入渠時、または仮泊時を利用して、当社の経営陣、オペレーションを担当する運航部、保全管理を行う工務部、安全推進を行う安全監査室により、それぞれの視点から見た課題の共有、事例展開、定時性に向けた対策などの講習会を開催しています。
また、乗組員の皆様との意見交換を行い、オペレーションの対応向上や、現場の実情とのマッチングを踏まえた上で安全管理を行います。
井本商運は、船主として、船員派遣会社として、そしてオペレーターとして、安全運航を見つめ続けます。
安全に関して井本社長との意見交換
乗船経験者による事故事例の説明
他オペへ用船契約している場合は関係者立会い
年度表彰の実施
その年度における無事故・無違反を対象とした「安全表彰」と、その中でも安全運航・安定輸送への取り組みが突出している対象船を表彰する「優秀船」「最優秀船」を独自に設けています。
受賞船に対しては、船友会にて管理会社を表彰すると共に、本船へは、代表取締役社長の井本隆之が直接訪船し、船内を見学した後、盾と表彰状を授与します。
船主、船員管理会社への表彰
本船へは井本社長直々に盾の授与
ドックにおける授与式の模様
井本安全・衛生の見える化チェック
運航船全船を対象にセルフチェックを行い、実際に正しく運用されているかを訪船してチェックします。
特に衛生の項目は、季節性疾患の予防を目的に2019年度に新設されたものですが、新型コロナウイルス感染症予防として船内衛生に大きく寄与しました。
指差呼称および井本安全唱和
■指差呼称
正しく実行することで最大1/6もミスを減少することができる指差呼称の効果や仕組みについて、安全講習などを通して運航船の乗組員へ啓発を行い、この確認作業の実施を義務づけております。
神戸が発祥とされる我が国独自の意識的確認動作の実施により、不安全行動を防ぎます。
■井本安全唱和
指差呼称の教育と共に、会議や研修の最後には必ず安全唱和を行います。これは皆の心を一つにして、無事故・無災害を誓う、井本商運グループの安全表明です。
「井本船隊」→「安全運航ヨシ!」
乗組員と安全唱和
船主・船員管理会社と安全唱和
安全会でも
海・陸 心をひとつに