環境への取り組み

新技術の導入で省エネに貢献

電子制御式主機関

船に推進力を与えるエンジンを主機関といい、電子制御式主機関とは、従来型では機械的に行っていたエンジンの駆動を、電子的にコンピュータで制御するエンジンのことです。必要なエンジン出力や状況に応じて、燃料の噴射タイミングやシリンダ注油タイミングをフレキシブルに制御し、機関性能を最適化することができます。
そのため、窒素酸化物(NOx)、スモークを低減することができ、環境性能の向上、さらに燃費改善による省エネ効果が得られます。
当社運航船では、600TEU型コンテナ船1隻に採用しています。中小型船では、電子制御式主機菅を採用している船は少なく、新規性が高く高性能の船と言えます。

外観

外観

燃費比較グラフ

<製造元> 阪神内燃機工業株式会社

軸発電システム

軸発電システムとは、プロペラを回転させる軸を利用して発電するシステムのことです。
航海中は、軸発電機だけで船内の電力をまかなうことができ、エンジン駆動の発電機による運転が不要となります。
そのため、省エネ効果が得られ、機関室の騒音も抑えることができます。
PWM方式を採用することで、他の軸発電システムと比較して高効率で、軸発電機の単独運転はもちろん、他の発電機との並列運転が可能となります。
当社運航船では、200TEU型コンテナ船3隻、100TEU型コンテナ船1隻に採用しています。

<製造元> 大洋電機株式会社

<製造元> 大洋電機株式会社

ハブ渦低減設備

ハブ渦(Hub Vortex)とは、プロペラの後方、中心付近に発生する渦のことで、プロペラの効率を低下させる原因のひとつとなっています。
このエネルギー損失を回収する方法として、さまざまな設備があります。

■フィンによる方法

プロペラの中心部に特殊なフィン(付加物)を取りけることによって、ハブ渦を低減することができ、省エネ効果が得られます。
メーカーによって形状や名称が異なり、商船三井テクノトレードでは「PBCF」と呼ばれています。

フィンなし

フィンなし

フィンあり

フィンあり

搭載例

搭載例

※株式会社三井造船昭島研究所キャビテーション水槽での実験

流体テクノ株式会社

<製造元> 商船三井テクノトレード株式会社

<特許番号> 第5405872号 第5524496号

■プロペラによる方法

プロペラの翼を特殊な形状とすることでハブ渦を抑制し、省エネ効果が得られます。
プロペラメーカーによって名称が異なり、ナカシマプロペラでは「NHVプロペラ」と呼ばれています。

従来型プロペラ

従来型プロペラ

特殊プロペラ

特殊プロペラ

搭載例

搭載例

※株式会社三井造船昭島研究所キャビテーション水槽での実験

<製造元> ナカシマプロペラ株式会社

<製造元> ナカシマプロペラ株式会社

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