人の生活を支える
内航船に乗り、
4年目で二等航海士に

人とは違った仕事がしたいと、中学生の時に思ったのが始まりです。先生に相談して、船の専門学校を紹介され、まったく知らない世界でしたが「面白そう」と感じて進学しました。

私は、新卒で船員として井本商運に入社しました。就職活動の際にいろんな会社を調べましたが、コンテナ船は人の生活に欠かせない食品や物資、生活雑貨などを運んでいます。多くの人の暮らしに役立つ仕事をしている実感が得られると考えて、国内有数の内航フィーダーである井本商運を選びました。

海や気象の状況を読みながらの仕事なので、さまざまな試練や苦労も多々あります。それらを乗り越えた時に、キレイな満天の星や静岡県沖で野生のイルカの群れなどが見られると、「やりがい」を感じて達成感に浸れます。

「謙虚な心」と「少し背伸びをする気持ち」だと思っています。どんな仕事にも謙虚さを持って対応することは、安全な航海には欠かせません。背伸びというのは、不安に思う気持ちを「自分はできる」という自信でカバーするということ。決して、無理をすることではありません。士官なので、不安な表情を表に出すと部下も不安を感じてしまいますから。

船の仕事は、楽な仕事ではありません。自然が相手ですから思い通りにいかないことも多々あります。どんなときにもまじめに仕事をしている姿勢は、必ず上司が見ていてくれます。明るく前向きな方に、ぜひ入社してもらいたいですね。